流行って結局は共通言語なんだよね、って話

2013年9月11日水曜日

ウェブ業界 サービス ビジネス 仕事

t f B! P L
ここ最近だいぶ時間が出来てきたので、
久々にブログでも書いてみようと思います。

コンテンツ屋ってお仕事をしていると、
当然流行るものを作らなければならないわけですね。
マネタイズを先に考えすぎても出来高が先細るので。

では、そもそも「流行する」とは何かと定義しますと、
マーケティング用語に習うと、イノベーター理論というものが
参考になると思ってます。

大きくは、以下の4つで区分されます。

初期発見者の「イノベーター」
宣伝をしてくれる「アーリーアダプター」
市場の大半を担う「マジョリティ」
最後の最後で使ってくれる「ラガード」



そしてコンテンツを作っていると
大抵のケースで流行しきらないのは、
「アーリーアダプター」まで行き着かない、
または行き着いても、それ以上成功しきらないケースが多い気がします。

要因はコンテンツやプロモの方法により様々異なるとは思っていますが、
結構昔と違う部分があるなと思っているのは、
みんなが同じものを見なくなり、共通の言語がなくなったこと
は昔と考えや手法を変えないとならないな、と思ってます。


例えば音楽なら、
オリコンランキングの意味が薄れたことにより音楽趣味が多様化し、
ドラマで例えてみると、
TVを見る時間を別の時間に奪われたことで
みんなが話題のドラマが少なくなったと思います。

この現象はいつぐらいから始まったのかと考えると、
やっぱりネットやケータイの利用頻度が
高まるにつれて進んでいるんじゃないかなと。

そして昔と違う何が起こったかというと、
教科書的なものがなくなり、
何が確信を持って流行っているかがわからなくなり、
ついに皆が共通の言語(流行をベースにした話題)で話す必要がなくなり、
国民総オタク時代とか言われる社会に今がなっているのかなーと。


さっき言ってた「アーリーアダプター」の話に戻りますと、
で、それはいったい誰なのよ?というと、
一昔前なら有名マスメディアの中の人、
最近ならソーシャルメディアに書き込みまくり・拡散しまくる人、
が具体化された正体な気がしています。
# 最近はソーシャルメディア活用も若干飽きられ気味な気配はありますが

結論何を言いたかったかというと、

マスメディアってなんだかんだ言われつつ結構大事な存在だったよね!
共通言語がない世界だと知らん人とコミュニケーションって不便だよね!
流行するモノ作って、人と人とのコミュニケーションよくして行きたいね!

という話でした。


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