[2023年5月] 地獄の北京首都国際空港(PEK)トランジット滞在編:スイス・イギリス海外旅行体験記

2023年5月20日土曜日

海外旅行 中国

t f B! P L

というわけで前回のブログ投稿で書いた通り、トランジットでの中国・北京への入国を拒否された私。

北京のトランジット滞在時間は9.5時間。

この時間を北京首都国際空港内のトランジットエリアでどう過ごしたのかを書こうと思います。

チャイナ・エアラインで羽田発

5/5の13:50に羽田空港第3ターミナルから、チャイナ・エアライン(Air China)で出国。
羽田→北京の機内は窓側席を確保し、隣席は1席空いていて快適でした。

チャイナ・エアラインの機内食。
いただいた料理は「海鮮うどん」。味はまぁ、普通。

北京首都国際空港に到着

同日5/5の16:55に北京首都国際空港の第3ターミナルに定刻通り到着。

なので、18時前くらいに同じく第3ターミナルのトランジットエリアに移動することに。
トランジットエリアに移動する際には手荷物検査を受けました。
出国審査後に羽田で購入したペットボトルドリンクは、この手荷物検査で没収されることに。
ただトランジットエリアに移動しただけなのに...

北京首都国際空港の第3ターミナルのバカ広さと、とにかく店の無さ

北京首都国際空港の第3ターミナルは、全長約3kmとクソ広大なターミナルです。
端から端まで歩こうとすると、15分程度はかかります。

まずはターミナルの中心エリアに到着(出国ゲート出てすぐあたり)
インフォメーションカウンターを見つけたので、早速質問をしてみました。

俺「スミマセン、ここでタバコ吸える場所ってありますか?」
受付「残念ですが、空港エリア内は全面禁煙でタバコを吸える場所はありません」

マジですか...

まぁ、世界の流れ的に屋内禁煙の流れはありますが、喫煙者にとって9時間タバコが吸えないのはツラい...でも喫煙エリアないなら我慢するしかないですが。

どうやらネットで軽く調べたところ、北京に入国出来たなら屋外出入り口付近でタバコが吸えるようですが、入国できなかったからねぇ...
とにかく時間だけはあるので、現地時間18時頃の空港ターミナル内をうろつくことに。

免税ブランドショップの店構えはあるものの、ほとんどの店が閉店。
やっていたのは酒やタバコを販売する免税店1店舗のみ。

中国らしい造形物と、クソかわいらしいパンダの像が設置されたキッズエリア。

まぁ、土産物屋は期待できないので喫茶店かレストランで時間を潰すか...と改めてインフォメーションカウンターへ。

俺「レストランはどこですか?中国料理を食べたいのですが」
受付「ありませんね」
俺「え...」
受付「このターミナルには、スターバックス以外の飲食店はありませんね」

まだ18時台だぞ...ここ、国際空港だよな?
数年前にオリンピック開催してた場所だよな?

なんか地図アプリ(バイドゥ地図)みると、ケンタッキーとかピザハットとか喫茶店とかあるっぽいやん!

そんな世界的チェーン店がが平日夕方に閉まってるとかありえないよね!?

そう、ありえないことが起こるのが中国!絶賛閉店中!

北京首都国際空港のケンタッキーの営業時間は10:00~16:00までだったんだぜ...

ケンタッキーにピザハットも隣接してましたが、同じく閉店状態...

開店してた飲食店はマジでスターバックスのみ。
しかもこのスターバックスも21:30閉店だった、危ない!

とりあえず夜まで凌げるように、しぶしぶ注文
コーヒーは最小サイズが27元(530円)から。
まぁ、スタバの値段は日本より気持ち高いか同じくらいの値段(普段日本でスタバ行かないのでわからないですが)

注文したのはホットツナサンド(35元/690円)と、レモンティー(26元/510円)。
これだけ空港内が何もやってないと、温かい食事がありがてぇ...!

平日夜7時の様子、まるでシャッター街。

空港内は店自体はたくさんあれど、オープンしている店は片手で数えられる程度。

自動販売機はターミナルの中心に設置してありました。
ただこちらは食事の自販機ではなく、SIMカードの自販機。

¥マーク表記で表記されてて、SIMカード安っす!と一瞬思ったけど、中国元ですね。
脳がバグる...

こちらが数少ない北京首都国際空港内の食事とドリンク自動販売機。
チョコパイとスポンジケーキみたいのが6元(120円)くらいで売ってました。
ドリンクは3~7元(60~140円)くらいなので、お菓子と飲み物は日本よりお安い。

ただこのターミナル内、両替所も探しても見つかりませんでした...
なので中国元の現金を持っていないと、自動販売機で物が買えないのです。

海外旅行者でも使える便利な電子マネー「Alipay」

そこで便利だったのは、中国では超メジャーな電子マネー決済「Alipay(支付宝)」。

Alipayがあれば中国国内の多くの自動販売機でもAlipay決済ができる(らしい、私は結局入国できなかったので実態は不明)ので、中国元を持っていない私でもAlipay+紐づけた日本のクレカで自動販売機で飲み物が買えました。

Alipayの登録方法は以下のサイトを参考にしました。
ただし、Alipayについては1つ注意点があります。

それは日本でAlipayアプリのSMS認証を済ませていない場合、中国国内でSMSを受信するためのデータローミングをするか、中国国内用のSIMカードでSMS受信が必要になります。

Alipayの登録作業を完了させておけば、自動販売機で欲しい商品のボタンを押したあとに自動販売機に表示されるQRコードをAlipayアプリで読み込めば、登録されているクレカに紐づいて決済され、商品が自動販売機から出てきます。

USB充電スポットがあるのはありがたかった

そんなこんなで空いている店はほとんどないため、スマホをいじるか空港内の椅子で寝て待つかくらいしかありません。

ただ北京首都国際空港のありがたい施設機能として、各搭乗口近くに無料のUSB充電スポットが設置されています。
この写真だと中国の電源プラグとなっていますが、2023年5月にはほとんどのCharging PointがUSBポートのものに変わっておりました。
(電源プラグ型のCharging Pointもありましたが、電源プラグ型のほうが少数派でした)

USBは充電速度的に2.4Aくらいかなという感じで、この黄色い看板の下に16口のUSBポートがあります。

一部壊れていて給電されないUSBポートもありましたが、大抵は問題なく充電できました。

深夜に近くなると、このCharging Point近くに人が集まるようになり近くの椅子が専有されるので、人がいないうちに椅子を確保し充電するか、充電だけして近くの椅子で見張っているかをオススメします。
(でもこのUSB充電スポット自体は空港内の各登場口に結構多めに設置されています)

おまけ:中国国際航空の利用者はラウンジが使えたっぽい

私はAir China(中国国際航空)のエコノミークラスの乗り継ぎで、北京のトランジットを待っていたのですが、どうやら中国国際航空の利用者はラウンジが使えるようでした。

実はAir Chinaのラウンジ自体は見つけていたのですが、エコノミーだと出発前の事前予約無しでは入れないかなと思って結局行かなかったので、遠慮せずにダメ元で聞くだけ聞いてみてもよかったかもしれないです。

というわけでなんとか9.5時間を過ごす

そんなこんなでスタバの食事と、自販機の飲料で腹ごしらえを済ませ、空港内の充電スポットでスマホ充電をしながらゲームや動画を見て過ごし、無事9.5時間が経過。

ようやくスイス行きの飛行機の搭乗時間となり、一路ジュネーブへ(続く)
ロシア/ウクライナ紛争中ですが、ロシア領空県内を普通に通過してジュネーブへ向かうエアチャイナ

●自己紹介

自分の写真
モバイル業界に身をおくネットギークです。

●このブログを検索

●ブログ アーカイブ

●自分に関する情報

●ゲーム機本体販売累計

QooQ